抗癌剤治療における 『RDI』


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RDIとは、Relative Dose Intensity の略で
あらかじめ決められた抗癌剤の標準投与量と比べて
実際の投与量の抗癌剤治療強度を評価する指標になります。

一言で表現すると
実際投与された抗癌剤の『パワー』の指標になります。

なぜ、この指標が重要かと言いますと
CMFという抗癌剤を用いた場合、1995年に発表された論文の下図にありますように

この RDI の値が85%を下回ってしまうと、コントロール群すなわち抗癌剤を投与しなかった群と
ほぼ同じ結果になってしまいます。
標準投与量を正しい間隔で休憩することなく投与された場合を RDI 100% と表現します。

つまり、標準投与量より少なくしたり、投与間隔を伸ばしてしまうと
RDI の値はどんどん下がっていくことになります。

抗癌剤の定められた量を定期的に確実に投与することが、いかに重要かが一目で分かるグラフです。
抗癌剤標準投与量の重要性恐るべし。