患者様のご厚意により、再建の経過を掲載させて頂いたておりました。
今回は、健側の豊胸+患側再建に引き続きTATTOO⇒乳頭形成術が終了し、再建が完了致しました。
術前の形態
エキスパンダーにて左側(患側)を拡張
インラント再建前に健側(右側)を豊胸
幅10 cm, 高8.4 cm, 突出度4.1 cm, 容量110 mlのインプラントを使用
患側(左側)へのインプラント乳房再建
乳輪はTATTOO ⇒ 乳頭形成術
を行なって再建完了です。
コメント
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コメント失礼します。
乳輪の色の左右差が目立ちますが、
これで出来上がりなのでしょうか?
この方のように薄くなる時があるので、この写真の後に、再度TATTOOにて色を追加しています。
とってもきれいな出来上がりのお胸ですね。
良いですねー うらやましい。
患側の傷はこんなにきれいに消えるものなんだとびっくりです。
個人差あるのは承知していますが
こちらの患者様は、どのぐらいの期間で傷がきれいになりましたでしょうか。
傷をきれいに治すための特別なことはなさいましたでしょうか。
傷を目立たなくする一番のポイントは皮膚の切除量を最小限にすることです。
切除量が増えれば、おのずと皮膚同士の緊張が強くなり、必ず肥厚性瘢痕になります。
再建の出来栄えは、乳腺外科手術そのものに依存します。再建は取るところから始まってます。
皮膚に余裕があれば、どんな縫い方をしても綺麗になります。
ご回答ありがとうございます。 勉強になります。
「皮膚に余裕があれば、どんな縫い方をしても綺麗になります。」
のところですが、温存手術の変形の再建は、乳腺外科医が切り取った皮膚の形を
戻してやれば形が整う(外向き乳頭は前を向く)としろうと考えて思うのですが
ドナーとの色の違いはとりあえず置いておいて、
皮膚に余裕があれば傷はきれいになりますか?
温存の場合は放射線照射されてるはずです。そのため、本来の皮膚環境ではありません。ですので一概に論じるのは難しいです。
乳房の美しさは、傷跡だけで決まるものではありませんので、これもまた傷跡だけにこだわるのはいかがなものでしょうか。
外向き乳頭の変形を治して左右のボリュームを揃えたいという
形が優先です。
ご回答ありがとうございました。